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zoom RSS 公認会計士高田直芳:日産自動車 増収「減」益の功罪

<<   作成日時 : 2015/03/08 01:00   >>

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日産自動車
増収「減」益の功罪



いまの時期(2015年3月)は年度末を控え、どこの企業も目標達成のために、必死の努力をしているところ。
そうした中で、気になるのが日産自動車。

同社については、次の関連記事で、2012年3月期、2013年3月期、2014年3月期と、3期連続で第4四半期(1月〜3月)に増収「減」益を繰り返す危うさを指摘しました。
【資料1:関連記事】

日本経済新聞の記事(2015年1月9日や2月5日)を見ていると、この2015年3月期の第4四半期も、増収「減」益になる可能性が高いようです。

その原因は、インセンティブ(販売奨励金)の大量投入にあります。

ところで、第4四半期に、増収「減」益を繰り返すので有名なのは建設業界。

最近は、工事完成基準から工事進行基準へ変更する建設会社が多くなり、しかも完成工事未収入金(売掛金)を回収した事実をもって、業績評価をするところが多くなりました。

したがって、第4四半期に増収「減」益を繰り返す建設会社は、少なくなってきているようです。


まさか、自動車業界で、工事進行基準を採用するような「マジック」はあり得ません。
そうなると、インセンティブの供給源となる「金利」の動向が気になるところ。

最近、黒田日銀の神通力にも陰りが見えているようであり、金利が上昇局面に向かうようなことがあれば、マジックのネタもつきるのでしょうか。


〔文責 高田直芳 税理士 公認会計士〕
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