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zoom RSS 公認会計士高田直芳:繁忙期と閑散期を三角関数や標準偏差で微分積分する

<<   作成日時 : 2017/12/03 01:00   >>

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繁忙期と閑散期を
三角関数や標準偏差で
微分積分する



次の関連記事では、「繁忙期は、貴社にとって『善』なのか、『悪』なのか」を問いました。
【資料1:関連記事】

上記の関連記事を公開してから、2年以上も経過してしまいました。

その2年間、無為無策のまま、企業活動を座視していたわけではありません。

繁忙期と閑散期は、山と谷の軌道を描くので、これは三角関数の世界です。
ただし、教科書に書かれてある理論(正弦曲線や余弦曲線)をそのまま用いて描いても、企業実務のデータ(繁忙期や閑散期)と重なり合うことはありません。

理論と実務は違うのです。

おそらく、三角関数や標準偏差などを微分積分して、とんでもない方向からアプローチする必要があるだろう、ということは、直感的に理解していました。

解決するヒントがどこかにないものかと、この2年間、次の書籍のほかに数学や物理学などの専門書を読みあさっていたとき、あった、あった、ありました。
オイラーの贈物
人類の至宝eiπ=−1を学ぶ

吉田 武〔東海大学出版会〕

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苦闘すること、1年以上。
この週末、ようやく解くことができました。


あいにく、その一般公式や実務解を公表する意思はありません。
次の関連記事で紹介したように、盗用論文を操る公認会計士たちが蔓延(はびこ)る世では、公表する気にもなれないですから。
【資料2:関連記事】
私1人だけ、先走っているという印象はありません。

公認会計士たちの劣化が、急速に進んでいるだけの話でしょう。


せめて、今回の解を導くにあたっての思考過程を示しておきます。
キッカケは、上記【資料1:関連記事】【資料3】の図表と、同じく【資料1:関連記事】【資料4】の受賞論文にありました。

次の例が示すように、「企業活動は、無限の複利計算構造を内蔵する」という命題を、前提条件として置くことです。
【資料3】
  • 製造業に勤務する人であれば、工場内の各工程を観察してみてください。

    • 工場内に無数に存在する工程に、材料費・労務費・経費を次々と投入していくと、無限回数の振り替え計算が行なわれていることがわかります。

    • 材料・仕掛品・製品などが入庫と出庫を繰り返し、コストが徐々に膨張していく姿は、無限回数の複利計算を行なっていることと同じです。
  • 流通業に勤務する人であれば、店舗に置かれた商品を観察してみてください。

    • 日々仕入れた商品は、棚に補充したそばから、消費者へ次々と販売されていきます。

    • 膨大な商品が入庫と出庫を繰り返し、コストが徐々に膨張していく姿は、無限回数の複利計算を行なっていることと同じです。
  • 財務や経理に携われる人であれば、手元にある帳簿を観察してみてください。

    • 上場企業のような大規模組織になると、帳簿に記帳される仕訳の数は、1日で数百行や数千行にものぼります。

    • 振り替えの仕訳を含めれば、年間では数億行や数十億行の仕訳の数になります。

    • 入金と出金を無限回数で繰り返すその様は、無限で連鎖する複利計算を行なっていることと同じです。
  • 株式市場や仮想通貨市場を観察してみてください。

    • 人気が沸騰すればするほど、限りなくゼロに近い時間軸の中で、膨大な数の取引が行なわれます。

    • 買いが買いを呼び、売りが売りを呼ぶその経済現象は、無限回数の複利計算を行なっていることと同じです。
  • マクロ経済の産業連関表を観察してみてください。

    • ある産業で生産された中間財は次の産業へ投入され、そこで生産された中間財は次の産業へと投入されていきます。

    • その流れは、マクロ経済レベルで、無限回数の複利計算を行なっていくことと同じです。

すなわち、企業のコスト構造やミクロ・マクロの経済構造は、無限回数で連鎖する複利計算機構を内蔵していることがわかります。

上記の命題を前提条件とし、【資料1:関連記事】【資料3】の図表にある複利曲線上で、正弦曲線(サインカーブ)や正規分布曲線などを描くと、どうなるか。

考えてごらん、人工知能AI よ。
私はすでに、次の関連記事で一定の結論を得ているので、高みの見物をさせてもらうよ。
【資料4:関連記事】

高校生のころ「虚数や複素数を学ぶことに、どのような意義があるのか?」と疑問を抱いた人が多いはず。
はい、企業の季節変動を読み解くときに、役に立ちます。

〔文責 高田直芳 税理士 公認会計士〕
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