会計物理学&会計雑学講座公認会計士高田直芳

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制作著作 高田 直芳 公認会計士 税理士
会計物理学&会計雑学講座
Accountphysics & Accounting Trivia
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新日本法規財団 奨励賞 受賞論文 (PDF 32枚)
『会計学と原価計算の革新を目指して』
執筆者(受賞者)公認会計士 高田 直芳
日本公認会計士協会 研究大会 発表論文 (PDF 12枚)
『管理会計と原価計算の革新を目指して』
執筆者(発表者)公認会計士 高田 直芳
上記研究大会のパワーポイント資料は、こちら。
関東信越税理士界『論陣』掲載論文(PDF 3枚)
『有償支給取引と循環取引に内在する
 税務リスクについて』
執筆者 高田 直芳

zoom RSS 公認会計士高田直芳:誰が管理会計を殺したか

<<   作成日時 : 2018/09/25 01:00   >>

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誰が管理会計を殺したか
Who Killed Management Accounting ?



次の青チャートの冒頭で、薬学部への進学を希望している高校生と、数学教師(スー先生)との会話が掲載されています。

タイトルが「シリーズ『スー先生の相談室』」とあり、受験生の間では、ちょっとした話題となるコラムらしい。

見開き2ページのうちの一部を抜粋すると、次のとおり。
【資料1】『チャート式 基礎からの数学VC』

生徒:先生。僕たち今、こうして受験のために数学を勉強しているけど、いったい、その先に何があるんです?(略)

ときどき思うんですよ。たとえば、『ハミルトン・ケーリーの定理』を覚えたところで、これは試験にパスすること以外、将来の僕の何につながっていくんだろうか。


そう問いかける生徒に対し、スー先生は「あなたはきっと、カッコイイ研究者にはなれないわ」と諭します。

その理由を、スー先生は次のように説明します。
【資料2】『チャート式 基礎からの数学VC』

スー先生:「これで、もう十分だ」と思った瞬間、その人から新しい物事は決して生まれないの。


2013年に公認会計士試験委員を退任してから、試験制度にまったく興味をなくしていた身ではありますが、先日、出題範囲の要旨を見る機会がありました。
【資料3】

財務会計論や監査論は、IFRS基準やコンプライアンス等の荒波に揉まれながら、少しずつ新陳代謝が行なわれています。

ところが、管理会計論(原価計算制度を含む)には呆れ返る。
過去半世紀、出題範囲に変わりがない。

上記【資料3:関連記事】にある「出題範囲の要旨」のど真ん中に、いまだに直接原価・活動基準原価やCVP分析が鎮座しているのには、腹を抱えて笑ってしまった。
【資料4:関連記事】

これからの半世紀、いえ、来世紀(22世紀)になっても、管理会計論や原価計算制度からは「新しい物事」は決して生まれないでしょう。
【資料5:関連記事】

誰が管理会計を殺したのか──。
前世紀(20世紀)の遺物であってもメシが食えるようにするために、既得権者たちが謀(はかりごと)を巡らせている、と邪推する。

このような体たらくで、高校生たちに、どのような夢を語るのか。

〔文責 高田直芳 税理士 公認会計士〕
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