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制作著作 高田 直芳 公認会計士 税理士 会計物理学&会計雑学講座 Accountphysics & Accounting Trivia © TAKADA Naoyoshi & CPA FACTORY Co.,Ltd. |
![]() 金融機関向けのeラーニング 日本経済新聞社の「日経eラーニング」を手掛けているのは、以前から告知しているとおり。 【資料1】 ところで、先日、別の某コンサルティング会社から「銀行など金融機関向けのeラーニングを編集してくれないか」という申し出を受けました。 非常に興味のある話であり、A4サイズで100ページ分くらいの構想がすぐに浮かんだのですが、残念ながら今回はお断わりすることにしました。 理由は、とにかく忙しいから。 世の中には、決算書や財務諸表を解説した書籍やeラーニングが溢れています。 経営者や経営幹部のレベルであれば、その程度の知識で十分です。 しかし、銀行などの金融機関に勤務する人たちが、そのレベルで満足するのは「困ったものだ」というのが、個人的な意見です。 中小企業に、ROEやDEレシオなどが通用するとでも思っているのだろうか。 特に「法人税申告書と月次資金繰り表」vs.「貸借対照表と損益計算書」を組み合わせて分析するノウハウを持たない人の、なんと多いことか。 そうした分析から浮かび上がる「短コロ」を理解している銀行員は、どれほどか。 【資料2】日本経済新聞『大機小機』2018年11月21日 上記【資料2】にある「短コロ」とは、「コロガシ単名手形」のことであり、次の拙著104ページで解説しています。 常々、金融機関に向けて一矢を放ってみたいと考えているのですが、実務最優先の現状では、いかんともしがたいものがあります。 金融機関の諸氏、付け焼き刃の学習で貸し倒れを起こさないように、と申し送りしておきます。 |
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