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制作著作 高田 直芳 公認会計士 税理士 会計物理学&会計雑学講座 Accountphysics & Accounting Trivia © TAKADA Naoyoshi & CPA FACTORY Co.,Ltd. |
![]() ハゲタカジャーナルとは 以前から噂には聞いていたけれど、実際にそういうものがあるのかまでは確認していなかった俗語に、「ハゲタカジャーナル」があります。 ハゲタカ誌・粗悪学術誌・捕食学術誌とも呼ばれます。 手元のスクラップ記事を参照すると、初出は2018年9月14日付の毎日新聞。 【資料1】毎日新聞2018年9月14日 医学・化学・物理学などの自然科学系だけでなく、経済学などの社会科学系でも、粗悪学術誌へ多くの投稿がなされていることが、上掲記事で紹介されていました。 その後、改善が行なわれたのかというと、そうでもないらしい。 半年後の日本経済新聞でも、粗悪学術誌の記事が掲載されました。 【資料2】日本経済新聞2019年2月7日 上掲【資料2】にある「掲載料」とは、論文投稿者が、学術誌の出版社へ支払う手数料をいいます。 個人的に「これはヒドイなぁ」と感じたのは、掲載料が、大学の研究費から支出されているという記述。 研究費の多くは公費から構成されており、それが粗悪学術誌の経営を支えている、と上掲記事は指摘していました。 公費というのは、私たち税金のこと。 ハゲタカの「捕食」に供するとは、どういう了見か。 モラルハザードの例を、この問題にも見る。 |
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