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制作著作 高田 直芳 公認会計士 税理士
会計物理学&会計雑学講座
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新日本法規財団 奨励賞 受賞論文 (PDF 32枚)
『会計学と原価計算の革新を目指して』
執筆者(受賞者)公認会計士 高田 直芳
日本公認会計士協会 研究大会 発表論文 (PDF 12枚)
『管理会計と原価計算の革新を目指して』
執筆者(発表者)公認会計士 高田 直芳
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みんなの「財務会計 税制 法務」ブログ

タイトル 日 時
消費税にみる欧州とニッポンの商慣習の違い
消費税にみる欧州とニッポンの商慣習の違い 消費税にみる、欧州とニッポンの商慣習の違い 2018年10月12日付の日本経済新聞『政界Zoom』は、非常に参考になる記事でした。 【資料1】日本経済新聞『政界Zoom』2018年10月12日消費増税 欧州との違いは日本「負担感」印象強く 記事のタイトルに「政界」とあったので、最初は税調の問題かと思いました。 読み進めるうち、フツ〜に、消費税に対する政策提言になっていました。 【資料2】日本経済新聞『政界Zoom』2018年10月12日日本では税率が上がる当日に事業者が価格に一斉に転嫁... ...続きを見る

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2018/10/13 01:00
公認会計士高田直芳:電子申告と情報システムに立ちはだかる既得権益の壁
公認会計士高田直芳:電子申告と情報システムに立ちはだかる既得権益の壁 電子申告と情報システムに立ちはだかる既得権益の壁 知り合いから、某金融機関の通帳の再発行手続に1か月以上を要した、という話を聞いて、驚いたことがあります。 その金融機関が、オレオレ詐欺に過剰な反応をしている、というわけではなく、システム上の問題らしい。 【資料1】日本経済新聞2018年10月10日銀行送金のシステムが9日、大きく変わった。これまでは平日午後3時以降や休日に振り込むと、翌営業日にならないと相手に届かなかったが、メンテナンスに要する時間などを除けば原則、いつ振り込んでもすぐに着... ...続きを見る

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2018/10/11 01:00
公認会計士高田直芳:管理会計やコスト管理に役立つ数学がここにある
公認会計士高田直芳:管理会計やコスト管理に役立つ数学がここにある 管理会計やコスト管理に役立つ数学がここにある 2018年9月26日付の日経産業新聞では、次の記事が掲載されていました。 【資料1】日経産業新聞『眼光紙背』2018年9月26日日本の大学進学率は50%を超えるが、進学者の7割は私立大が占める。その多くは文系だ。国公立大の受験者は文系理系に関係なくセンター試験で数学を課せられるが、科目の少ない私立大だけ受験する生徒も多い。 次の関連記事では、ハミルトン・ケーリーの定理(略してHC定理)を取り上げましたが、上記の記事によれば全滅だったかも。 【... ...続きを見る

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2018/09/27 01:00
公認会計士高田直芳:誰が管理会計を殺したか
公認会計士高田直芳:誰が管理会計を殺したか 誰が管理会計を殺したかWho Killed Management Accounting ? 次の青チャートの冒頭で、薬学部への進学を希望している高校生と、数学教師(スー先生)との会話が掲載されています。 チャート式〔改訂版〕基礎からの数学VC数研出版 タイトルが「シリーズ『スー先生の相談室』」とあり、受験生の間では、ちょっとした話題となるコラムらしい。 見開き2ページのうちの一部を抜粋すると、次のとおり。 【資料1】『チャート式 基礎からの数学VC』 生徒:先生。僕たち今、こうして受... ...続きを見る

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2018/09/25 01:00
公認会計士高田直芳:13か月決算と善意の粉飾決算
公認会計士高田直芳:13か月決算と善意の粉飾決算 13か月決算と善意の粉飾決算 12か月決算ではなく、13か月決算の話です。 企業実務に携わる人であれば、わかる話。 実務を知らない人には、わからない話。 要は、12か月目までは通常の月次決算を行ない、決算整理仕訳や再振替仕訳を13か月目で入力する仕組みです。 翌期更新を行なったとき、13か月目の再振替仕訳が、翌期に引き継がれます。 現在の会計システムは優秀なので、13か月決算の機能は当然装備されている──、と思っていると足をすくわれる。 稀に、その機能を有していない会計システムがあ... ...続きを見る

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2018/09/21 01:00
公認会計士高田直芳:M&Aで巨額の減損損失が突如として表面化する理由
公認会計士高田直芳:M&Aで巨額の減損損失が突如として表面化する理由 M&Aで巨額の減損損失が突如として表面化する理由 2018年9月14日付の日本経済新聞では、「国際会計基準(IFRS)を策定する国際会計基準審議会(IASB)が、企業買収を巡る会計処理の見直しに着手したこと」を紹介していました。 【資料1】日本経済新聞2018年9月14日付M&A「のれん」費用計上検討 買収額の上乗せ分日本勢 14兆円減益要因。 のれん償却 国際会計基準でも検討欧米は定期計上に距離 業績影響軽減の思惑。 のれん 見えない資産の対価(きょうのことば) 上掲記事では、のれん... ...続きを見る

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2018/09/15 01:00
公認会計士高田直芳:飲料業界一人負けと一人勝ちの構図
公認会計士高田直芳:飲料業界一人負けと一人勝ちの構図 飲料業界、一人負けと一人勝ちの構図 2018年9月6日付けの日本経済新聞では、コカ・コーラ一人負けの構図が説明されていました。 敗因は、「ちびだら飲み」を読み切れなかったこと。 【資料1】日本経済新聞2018年9月6日ペットボトル入りコーヒーをオフィスなどでちびちびだらだら飲む消費スタイル「ちびだら飲み」が想定以上に広がり生産が追いつかない。 飲み方にも、いろんなスタイルがあるということでしょう。 今日は郵便局で、日本赤十字の振込用紙をもらう。 「平成30年台風21号」と「平成30年... ...続きを見る

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2018/09/06 01:00
公認会計士高田直芳:建設業会計ソフトを完成させたforAccess2016
公認会計士高田直芳:建設業会計ソフトを完成させたforAccess2016 建設業会計ソフトを完成させたfor Access2016 中央税理士法人高田事務所の顧問先ではないのですが、昔からの馴染みが、新たな事業として建設業を始めるという。 家族や従業員などは当然、猛反対。 「人生一度きりだし、ここが勝負時だし」ということで、彼は走り始めた。 その意気やよし。 この3か月ほどの間、仕事の合間をぬって、米マイクロソフト社のAccess2016で建設業会計ソフトを作り、新事業への門出の祝いとして彼に贈ってやった。 Accessなんて、子供だましもいいところなのだ... ...続きを見る

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2018/09/05 01:00
公認会計士高田直芳:消費増税によって企業の優勝劣敗が明らかになる
公認会計士高田直芳:消費増税によって企業の優勝劣敗が明らかになる 消費増税によって企業の優勝劣敗が明らかになる 次の関連記事では「中小企業では再来年あたりから、黒字倒産が急増する可能性がある」と述べました。 【資料1:関連記事】中小企業の黒字倒産が急増する時代が始まる 上掲の関連記事は、2017年12月のもの。 その記事にある「再来年」とは、2019年10月になります。 つまり、2019年10月(元号でいえば、平成31年10月)には、消費税率が上がります。 標準税率は10%となり、軽減税率が8%になる。 これが、黒字倒産を招く原因となります。 ... ...続きを見る

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2018/08/25 01:00
公認会計士高田直芳:循環取引と有償支給に関する論文を完成させた
公認会計士高田直芳:循環取引と有償支給に関する論文を完成させた 循環取引と有償支給に関する論文を完成させた このところの猛暑で、仕事をする気になれない。 ということで、次の関連記事でも紹介したように、簡単な論文を一本、書き上げました。 【資料1:関連記事】循環取引は破綻するのに、有償支給や無償支給は、なぜ、破綻しないのか 循環取引は会計不正ではなく連鎖倒産のトリガーにすぎない 原稿の締切は、だいぶ先。 掲載されるのは、そこからもっと先。 字数制限があるので、窮屈な内容になっていますが、盛り込むべき内容はすべて盛り込みました。 その論文では、上... ...続きを見る

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2018/08/07 01:00
公認会計士高田直芳:IFRS基準や収益認識基準の前で管理会計は途方に暮れる
公認会計士高田直芳:IFRS基準や収益認識基準の前で管理会計は途方に暮れる IFRS基準や収益認識基準の前で管理会計は途方に暮れる 表題の件を、次の日経記事を利用して論証します。 【資料1】日本経済新聞2018年7月12日国際会計基準で新ルール 変わる売上高の計上方法18年度から 小売り・製薬などに影響たとえば、小売企業など顧客にポイントを付与する場合の収益認識が変わる。これまではポイントを費用として認識していたが、今後は売上高から控除される。店舗など取引先に支払う協賛金も同様に売上高から控除する。日本基準に導入された場合、大きな影響がありそうなのは百貨店だ。百貨店... ...続きを見る

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2018/07/26 01:00
公認会計士高田直芳:マジメに学ぼうとするから嫌いになる〜収益認識基準ナナメ読み〜
公認会計士高田直芳:マジメに学ぼうとするから嫌いになる〜収益認識基準ナナメ読み〜 マジメに学ぼうとするから嫌いになる〜収益認識基準ナナメ読み〜 興味のないものに取り組むのは、苦痛以外の何ものでもありません。 だからといって、マジメに学ぼうとすると、息が続かない。 「調子こいてんじゃねぇよ!」とクレームを受けるくらいの気軽さで、新しい会計基準を読み解いてみることにします。 その会計基準は、次のサイトで公開されています。 【資料1】企業会計基準委員会 企業会計基準第29号「収益認識に関する会計基準」「収益認識に関する会計基準の適用指針」 以下では「収益認識基準」と略称... ...続きを見る

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2018/07/25 01:00
公認会計士高田直芳:新聞は食べ物です
公認会計士高田直芳:新聞は食べ物です 新聞は食べ物です 2018年7月21日付の日本経済新聞『大機小機』では、「安倍晋三首相はとうとう、消費税率10%への引き上げを決断したようだ」と述べていました。 続いて「あらゆる施策で経済への悪影響を排除すべきだとして、日銀と財務省に対して「従属」を強いている姿も見て取れる」とも述べています。 う〜ん、そういう批判の仕方って、ありかなぁ。 次の国税庁サイトでは『軽減税率制度とは』というタイトルで、数本のPDFファイルが開示されています。 【資料1】軽減税率制度とは(リーフレット等) ... ...続きを見る

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2018/07/23 01:00
公認会計士高田直芳:監査報告書が長文化抽象化するのは現場が倦んでいるからか
公認会計士高田直芳:監査報告書が長文化抽象化するのは現場が倦んでいるからか 監査報告書が長文化・抽象化するのは現場が倦んでいるからか〜ヤマト運輸のミカン事件〜_ この週末、企業会計審議会『監査基準の改訂について 監査基準』を一読する。 酷暑の中、こういうものを暗記しなければならない受験生は大変だなと。 六法であれば判例との有機的な結合により、条文もすとんと腑に落ちる。 監査基準には実例がないので、ひたすら写経して暗記するだけ。 監査にも事例集はありますが、判例のように冒頭に「結論」がないので、結局、何が書かれてあるのかが、さっぱりわからない。 【資料1:関連... ...続きを見る

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2018/07/22 01:00
公認会計士高田直芳:最適資本構成の過去問で言葉遊びに興じる人たちがいる
公認会計士高田直芳:最適資本構成の過去問で言葉遊びに興じる人たちがいる 最適資本構成の過去問で言葉遊びに興じる人たちがいる 先日、書店で過去問題集を見ているとき「う〜ん、これはヒドイ……」と呆れ返ってしまったのが、資本構成に関する問題。 毎年のように出題されていながら、そのすべてが文章題だけで作問されている事実に絶句。 資本構成というのは「資本」と名が付くことからわかるように、他人資本と自己資本との構成割合を求めるもの。 貸借対照表を勘定式で作成した場合、他人資本は右上に、そして自己資本は右下に配置されます。 同時に、損益計算書に計上される資本コスト(営業... ...続きを見る

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2018/07/04 02:00
公認会計士高田直芳:リースが消える日
公認会計士高田直芳:リースが消える日 リースが消える日 顧問先企業から、しばしば相談されるものに「リースが得か、購入するのが得か」という問題があります。 次の日経記事は、時宜を得た話題だといえるでしょう。 【資料1】日本経済新聞2018年7月1日リースが消える日?国際会計基準は「資産」算入へ 中小の設備投資減退も リースを資産として計上する必要があるのは、国際会計基準(IFRS基準)を採用している企業が中心となるので、大半の企業には関係のない話。 しかし、ファイナンスリースの例もあるように、将来的には「リース勘定」という科... ...続きを見る

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2018/07/01 01:00
公認会計士高田直芳:数学TAさえ使いこなせない会計とは何か
公認会計士高田直芳:数学TAさえ使いこなせない会計とは何か 数学TAさえ使いこなせない会計とは何か 次の日経記事を読んで「ようやくか」といった印象。 【資料1】日本経済新聞2018年6月25日早大・政経学部の入試改革入学後に必要な能力測る(教育) 数学1Aが必修となるのは、ほんの少し前進。 というか、数学1Aも学ばずに、会計を語る人がいるのかよ、というのが、率直な印象です。 確かに、現在の会計基準や会計本は、縦書きにしても読めてしまう。 数学がまったく登場しないから。 複素数を基礎にした数学UBや、指数対数を微分積分する数学VCなんて、論外... ...続きを見る

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2018/06/25 01:00
公認会計士高田直芳:法人税法がすごいことになっている件
公認会計士高田直芳:法人税法がすごいことになっている件 法人税法が、すごいことになっている件 「こいつは大変だ」と驚嘆したのが、法人税法の改正。 同法22条4項が、次のとおり改正されています。改正前改正後第二項に規定する当該事業年度の収益の額及び前項各号に掲げる額は、一般に公正妥当と認められる会計処理の基準に従つて計算されるものとする。第二項に規定する当該事業年度の収益の額及び前項各号に掲げる額は、別段の定めがあるものを除き、一般に公正妥当と認められる会計処理の基準に従つて計算されるものとする。 改正前は無条件で「一般に公正妥当と認められる会計... ...続きを見る

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2018/06/23 02:00
公認会計士高田直芳:国際会計基準や中小企業会計基準の相似形問題
公認会計士高田直芳:国際会計基準や中小企業会計基準の相似形問題 国際会計基準や中小企業会計基準の相似形問題 今回は、相似形の問題。 相似といえば幾何学ですが、ここでは代数学の話からはじめて、国際会計基準や中小企業会計基準へと展開していきます。 まず、数研出版の赤チャート「数学TA」309ページでは、次の【資料1】に掲げる証明問題が掲載されています。 チャート式 数学1+A数研出版チャート研究所【資料1】『チャート式 数学TA』309ページ大きさが \(\displaystyle \large n \) の2つの変量 \(\displaystyle \... ...続きを見る

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2018/06/23 01:00
公認会計士高田直芳:生産性を上げるほど給与が下がるのは何故か
公認会計士高田直芳:生産性を上げるほど給与が下がるのは何故か 生産性を上げるほど給与が下がるのは何故か 次の日経記事については、本ブログの読者であれば、うんうんと肯いたはず。 【資料1】日本経済新聞『覚えておきたい働き方改革(3)』2018年6月8日「手取りが20万円以上減った月もある」。都内の外資系企業でコンサルタントとして働く20代の男性はため息をつく。会社が残業削減に取り組み、効率的に働くよう心がけたら収入が大幅に減った。「成果は出しているのに納得いかない」 だから、いったでしょう、次の関連記事で。 【資料2:関連記事】働き方改革は現代の原価... ...続きを見る

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2018/06/08 01:00
公認会計士高田直芳:循環取引は破綻するのに有償支給や無償支給はなぜ破綻しないのか
公認会計士高田直芳:循環取引は破綻するのに有償支給や無償支給はなぜ破綻しないのか 循環取引は破綻するのに有償支給や無償支給はなぜ、破綻しないのか 次の関連記事では、循環取引を説明しました。 【資料1:関連記事】循環取引を会計不正だと断罪する人々の得意顔に鼻白む 上記の関連記事では、次に掲げるコメントを述べました。 【資料2】循環取引は必ず経営破綻を引き起こす それから、もう一つ。 循環取引を行なう場合には、その前にしておくべき手続(事前手続)と、その後にすべき手続(事後手続)の2種類がある点に留意する必要があります。 ...続きを見る

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2018/06/06 02:00
公認会計士高田直芳:循環取引を会計不正だと断罪する人々の得意顔に鼻白む
公認会計士高田直芳:循環取引を会計不正だと断罪する人々の得意顔に鼻白む 循環取引を会計不正だと断罪する人々の得意顔に鼻白む 会計知のない人たちが、得意気になって語る話に、循環取引があります。 今回は、これを返り討ちにしてみましょう。 循環取引は通常、次の3社間で行なわれます。 矢印の向きが、商品の流れを表わします。 【資料1】3社間の循環取引\(\displaystyle \large \begin{eqnarray} \overbrace{ \left( \begin{array}{c|c} \rm{A} & \mathbb{A} \\ 事 & 事 ... ...続きを見る

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2018/06/06 01:00
公認会計士高田直芳:働き方改革は現代の原価計算制度によって確実に破綻に追い込まれる
公認会計士高田直芳:働き方改革は現代の原価計算制度によって確実に破綻に追い込まれる 働き方改革は現代の原価計算制度によって確実に破綻に追い込まれる 2018年5月30日にNHKで放映された番組。 【資料1】クローズアップ現代+議論白熱! 働き方改革法案〜最大の焦点『高プロ制度』の行方〜 よってたつ土俵というか、両者が用いる「ものさし」が異なるのだから、どれだけ議論を重ねようとも、賛成派と反対派が歩み寄るのは難しい、と感じました。 上記サイトの冒頭で、NHKアナが投げかけた論点が、働き方改革の本質を突いています。 【資料2】NHK『クローズアップ現代+』労働時間の規制を... ...続きを見る

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2018/06/04 01:00
公認会計士高田直芳:ケタ違いの法則
公認会計士高田直芳:ケタ違いの法則 ケタ違いの法則 普通預金の入金と出金とを、会計システムに入力しているとき、預金通帳の残高と、画面上の残高とが一致しない現象に、しばしばズッコケることがあります。 これはもちろん、入力ミスが原因です。 このとき「預金通帳の残高」と「画面上の残高」との差が「9の倍数」である場合、「桁違いだ!」ということが、すぐわかる。 例えば、42と入力すべきところを、24と入力した場合、その差は18であり、これは9の倍数。 例えば、123と入力すべきところを、213と入力した場合、その差はマイナス90で... ...続きを見る

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2018/05/29 02:00
公認会計士高田直芳:今月の小説は8冊どまり
公認会計士高田直芳:今月の小説は8冊どまり 今月の小説は8冊どまり 五月は、三月決算会社の会計監査や税務申告の目白押しでしたから、読書量が落ちこむのはやむを得ません。 今月、大枚をはたいて買ったのが、漢和辞典。 自宅常備用に1冊、車の助手席にもう1冊。 顧問先に早めに到着したときは、駐車場で漢和辞典を読み耽っています。 漢字と日本語が混じり合う世界って、いいですよね。 紙をめくるたび、日本人に生まれて本当に良かった、と感じる。 この週末は、青チャートの数学TAの問題を解く。 最終章に、「鳩の巣理論」(部屋割り論法)の問題が... ...続きを見る

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2018/05/27 01:00
公認会計士高田直芳:収益認識基準を立派に仕立てても会計不正や粉飾決算はなくならない
公認会計士高田直芳:収益認識基準を立派に仕立てても会計不正や粉飾決算はなくならない 収益認識基準を立派に仕立てても会計不正や粉飾決算はなくならない 2018年5月11日付の日本経済新聞『春秋』では、次の記載がありました。 【資料1】日本経済新聞『春秋』2018年5月11日「雉(きじ)の草隠れ」という言葉がある。日本の国鳥キジは極彩色の羽毛をまとい、とても優雅な存在だが隠れるのは苦手らしい。頭だけを草むらに突っ込んで目立つ体はむき出しのまま。 上記のコラムを読んで、「似てるなぁ」と思ったのが、2018年3月30日付けで公表された、次の会計基準等です。 【資料2】収益認識に... ...続きを見る

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2018/05/24 01:00
公認会計士高田直芳:追記社団法人
公認会計士高田直芳:追記社団法人 追記:社団法人 次の関連記事では、社団法人の話題を取り上げました。 【資料1:関連記事】制度の盲点を突いて社団法人を利用する人たちがいる 上記のブログを公開した翌日に、日本経済新聞で、同旨の記事が掲載されていました。 【資料2】日本経済新聞2018年3月26日一般社団 相続に課税「税逃れ」を問題視で改正 経営者に対応せまる 来月から社団法人への課税が強化されます。 苦々しく思っていただけに、実によいことだ。 ...続きを見る

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2018/03/26 01:00
公認会計士高田直芳:他国の学者の書いた書物の翻訳書を出すような者に一流の学者はいない
公認会計士高田直芳:他国の学者の書いた書物の翻訳書を出すような者に一流の学者はいない 他国の学者の書いた書物の翻訳書を出すような者に一流の学者はいない 表題の正確な表現は、ヴォルフガング・パウリ(原著) 内山龍雄(翻訳)『相対性理論』の序文にあります。 次の通り。 【資料1】W.パウリ(著) 内山龍雄(訳) 『相対性理論』洋の東西を問わず、昔から他国の学者の書いた書物の翻訳書を出すような者に一流の学者はいないと相場がきまっている。なるほど、相場でしたか。 それで納得。 同じ内山龍雄著の次の書籍は、私にとって、座右の書というべきもの。相対性理論入門内山 龍雄 (岩波新書... ...続きを見る

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2018/03/26 01:00
公認会計士高田直芳:制度の盲点を突いて社団法人を利用する人たちがいる
公認会計士高田直芳:制度の盲点を突いて社団法人を利用する人たちがいる 制度の盲点を突いて社団法人を利用する人たちがいる 先日、業界団体の人たちが集まって社団法人を設立したので、そのお手伝いをしました。 理事や監事になるのではなく、日常の会計処理に始まり、決算書の作成までの指導です。 企業会計方式でいくか、公益法人会計方式でいくかは、少し迷うところ。 収益事業が絡めば、法人税や消費税の申告にも注意が必要です。 以前に比して、特に社団法人は、設立しやすくなりました。 2008年の制度改正によって、営利目的でも設立できるようになったのが大きい。 NPO法人... ...続きを見る

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2018/03/25 01:00
公認会計士高田直芳:自計化の嘘
公認会計士高田直芳:自計化の嘘 自計化の嘘 自計化とは、経理業務などを外部委託(アウトソーシング)せず、内部で完結させることをいいます。 市販の会計ソフトはかなり洗練されてきており、自計化は時代の流れだといえるでしょう。 ところが、毎年、確定申告の季節になると、個人事業者や中小企業から嘆きの声を聞くことになります。 なぜ、現金勘定がマイナス残高になるのかと。 会計ソフトがどれだけ高度化しようとも、人工知能AIがどれだけ進化しようとも、貸借対照表の現金勘定がマイナス残高になる不思議は、解消されないようです。 例えば、... ...続きを見る

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2018/03/16 01:00
公認会計士高田直芳:IFRSに翻弄されて右顧左眄する管理会計
公認会計士高田直芳:IFRSに翻弄されて右顧左眄する管理会計 IFRSに翻弄されて右顧左眄する管理会計 増えることはあっても、減ることはないのが、日本基準から IFRS基準(国際会計基準)へ乗り換える上場企業。 IFRS基準に基づく有価証券報告書などに掲載されるのは、貸借対照表も損益計算書も、各社各様。 分析する側にとって、最も重要な作業である他社比較が、IFRS基準の前では壊滅状態。 企業外部で分析する者の立場からすれば、日々、扱いにくさが増大しています。 日本基準の長所は、オカミが、勘定科目の名称や配列(流動性配列法)に始まり、決算書の様式(... ...続きを見る

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2018/03/06 01:00
公認会計士高田直芳:研究投資の3割が未回収であっても落ち込むことはない
公認会計士高田直芳:研究投資の3割が未回収であっても落ち込むことはない 研究投資の3割が未回収であっても上場企業諸君、落ち込むことはない 確定申告の季節も、中盤戦。 確定申告会場の駐車場が満車状態であることを確認し、仕方がないので直接、税務署へ赴く。 この季節、どこの窓口も列をなす。 自分が税理士であるからといって、優先してもらうつもりはありません。 番号札を持って順番を待つ間に、廊下で今朝の日本経済新聞を読む。 【資料1】日本経済新聞2018年2月26日企業は変われるか(1) 研究投資、3割が回収できず、大手43社分析 活路、スピードにあり(ニッポ... ...続きを見る

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2018/02/26 01:00
公認会計士高田直芳:次はアマゾン課税ときたか
公認会計士高田直芳:次はアマゾン課税ときたか 次はアマゾン課税ときたか 前回関連記事では、アマゾンエフェクトが法人税申告書にまで影響を及ぼしている話をしました。 【資料1:関連記事】アマゾンエフェクトが法人税申告書にも現われた 上記ブログをアップロードした翌日、日本経済新聞に次の記事が。 【資料2】日本経済新聞2018年2月24日G20「アマゾン課税」協議へ国またぐネット売買 イタチごっこというか、モグラ叩きというか、租税当局も大変です。 当局の頭脳を結集して、頑張ってほしいものです。 頑張るのはいいのですが、それに比例するか... ...続きを見る

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2018/02/24 01:00
公認会計士高田直芳:アマゾンエフェクトが法人税申告書にも現われた
公認会計士高田直芳:アマゾンエフェクトが法人税申告書にも現われた アマゾンエフェクトが法人税申告書にも現われた 難解な物理学や高等数学の話から一転、今回は税法の話。 あっちこっちと話が飛んで、このブログはかなり忙しい。 さて、近年、新聞や雑誌でしばしば見かけるのが、「アマゾン・エフェクト」。 記事の中だけだろう、と高をくくっていると、身近なところにも、アマゾンエフェクトが現われます。 会計事務所で直面するアマゾンエフェクトは、法人税申告書の別表一。 通常は「別表一(一)」ですませられるのに、外国法人の場合は、そうはいかない。 当初、「外国法人に別... ...続きを見る

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2018/02/23 01:00
公認会計士高田直芳:レジまでの推理本屋さんの名探偵似鳥鶏
公認会計士高田直芳:レジまでの推理本屋さんの名探偵似鳥鶏 レジまでの推理本屋さんの名探偵似鳥鶏 レジまでの推理本屋さんの名探偵似鳥 鶏〔光文社〕 第1話を読み終えたとき、「これは、TVアニメの『WORKING!!』か?」と思ってしまったほど。 舞台は書店なので、『WORKING!!』とはまったく異なるものですが。 WORKING ! ! こういう、コージーミステリーというのが、疲れた脳には、ほどよい清涼感を与えてくれます。 次の関連記事では、「セブンルール」というテレビ番組を紹介しました。 【資料1:関連記事】フジテレビ セブンルール三省... ...続きを見る

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2018/02/18 01:00
公認会計士高田直芳:地銀不要論?損益計算書はキャッシュフローの代替ではない
公認会計士高田直芳:地銀不要論?損益計算書はキャッシュフローの代替ではない 地銀不要論?損益計算書はキャッシュフローの代替ではない 次の関連記事では、地方銀行や信金職員が、経営分析や財務分析に取り組むにあたって留意すべき事項を述べました。 【資料1:関連記事】地銀不要論?信用金庫や地方銀行へのアドバイス 上記の関連記事では、企業業績を読み解くにあたって、キャッシュフローの解析が重要だ、と述べました。 ただし、次の関連記事で紹介したように、時代の流れは、キャッシュフローを回避する方向になっています。 【資料2:関連記事】「内部留保」と「ROEE経営」の関係 以... ...続きを見る

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2018/02/16 01:00
公認会計士高田直芳:著作権とミッキーマウス
公認会計士高田直芳:著作権とミッキーマウス 著作権とミッキーマウス 2018年2月11日付の日本経済新聞では、著作権に関して、次の報道がありました。 【資料1】日本経済新聞2018年2月11日小説や音楽の著作権 作者の死後70年に 保護期間が70年にまで延長されることにより、今世紀(21世紀)中に公表された著作物が、社会で広く活用されるのは、そのほとんどが来世紀(22世紀)以降ということになります。 上掲記事では、次の記述があります。 【資料2】日本経済新聞2018年2月11日環太平洋経済連携協定(TPP)交渉では米国の要求に応... ...続きを見る

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2018/02/11 02:00
公認会計士高田直芳:商法512条報酬請求権と比較優位の問題
公認会計士高田直芳:商法512条報酬請求権と比較優位の問題 商法512条(報酬請求権)と比較優位の問題 税法と並んで、毎年、買い換えを要するのが、会社法関係の書籍。 一度も読まない書籍もあるのですが、常備しておかないと、いざというときの対応に困る。 図解 会社法 平成29年版大蔵財務協会 そして、いよいよ始まる確定申告の季節。 段ボール箱いっぱいの領収書を抱えて、納税者が押し寄せる季節でもあります。 昨年(2017年)、仮想通貨バブルが吹き荒れたことにより、今年初めて確定申告する人が、多数いるものと予想されます。 その際に心得ておいてほし... ...続きを見る

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2018/02/11 01:00
公認会計士高田直芳:家なき子の相続税対策
公認会計士高田直芳:家なき子の相続税対策 家なき子の相続税対策 相続税・贈与税入門の入門(平成29年の)辻 敢〔税務研究会出版局〕Amazonアソシエイト by 税法の深みに嵌(は)まり込んで、抜け出せなくなったとき、「入門の入門」シリーズを読むと、ハッとさせられることが度々あります。 このところ立て続けに相続税申告書を作成していて、最後の仕上げとして、帰りの新幹線で上掲書を読んでいました。 帰宅後に、日本経済新聞の夕刊を開くと、次の記事が。 【資料1】日本経済新聞2018年1月31日小規模宅地の特例どう改正?「家なき子」の... ...続きを見る

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2018/01/31 01:00
公認会計士高田直芳:仮想通貨と確定申告〜580億円の不正送金ときたか
公認会計士高田直芳:仮想通貨と確定申告〜580億円の不正送金ときたか 仮想通貨と確定申告580億円の不正送金ときたか 先日、仮想通貨取引に係る税務研修会に参加。 【資料1:関連記事】日本経済新聞2018年1月27日仮想通貨取引の申告に十分対応できる税理士はまだ少ない。今後も取引したい人は、これを機会に申告作業に慣れておこう。 対応できていないのは、納税者のほうでしょう。 いっときの、濡れ手についた粟に喜んで、取引記録を控えていない可能性があります。 原則は、雑所得。 事業所得などと損益通算できる余地もありますが、たぶん、それは稀。 まさかとは思います... ...続きを見る

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2018/01/27 01:00
公認会計士高田直芳:簿記と帳簿組織
公認会計士高田直芳:簿記と帳簿組織 簿記と帳簿組織 勘定科目の基本が面白いほどわかる本会社の取引に当てはめてわかりやすく解説!知りたいことがすぐわかる!高田 直芳Amazonアソシエイト by 次の関連記事では、大学入試センター試験の簿記問題を解いた話をしました。 【資料1:関連記事】大学入試センター試験 簿記に挑む 公認会計士を目指そうと志を立てて、簿記を学び始めたとき、センター試験の第1問で出題されたような「帳簿組織」が、嫌で嫌でたまらなかった。 割賦販売や試用販売が、パズルを解くような面白さがあったのに対し、帳簿... ...続きを見る

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2018/01/23 01:00
公認会計士高田直芳:大学入試センター試験簿記に挑む
公認会計士高田直芳:大学入試センター試験簿記に挑む 大学入試センター試験簿記に挑む 今回のセンター試験は、「ムーミン問題」などで盛り上がっているようです。 それはさておき、「2018年度 センター試験 簿記」を解きました。 第1問が、帳簿組織(簿記一巡の手続)。 第3問が、決算整理資料を参照しながらの、損益計算書と貸借対照表の作成。 商業簿記のレベルとしては、少し難度が高いかな。 工業簿記や原価計算がないので、電卓の打ち間違えさえなければ、制限時間内で満点がとれる問題です。 少々面食らったのは、第2問の伝票会計。 解けないことはな... ...続きを見る

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2018/01/22 02:00
公認会計士高田直芳:企業経営者は減損リスクに多少は怯んだほうがいい
公認会計士高田直芳:企業経営者は減損リスクに多少は怯んだほうがいい 企業経営者は減損リスクに多少は怯(ひる)んだほうがいい M&Aによって企業買収や合併を行なった場合で、当初に想定した収益が見込めなかったとき、会計上は減損処理を余儀なくされます。 この減損処理について、2018年1月17日付の日本経済新聞では、経営者が負うべき法的責任への当否が問われていました。 【資料1】日本経済新聞『大機小機』2018年1月17日だが、心配は無用だ。「経営判断の原則」という法理があるからである。一定のプロセスを経た経営判断について、裁判所はその当否を事後的に判断しないと... ...続きを見る

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2018/01/17 01:00
公認会計士高田直芳:資金繰り表よりもキャッシュフロー計算書のほうが優れているのか
公認会計士高田直芳:資金繰り表よりもキャッシュフロー計算書のほうが優れているのか 資金繰り表よりもキャッシュフロー計算書のほうが優れているのか 次の関連記事では、現金勘定と預金勘定とを一体化させた帳簿組織が存在することを紹介しました。 【資料1:関連記事】現金預金とは何だろうか 中小企業経営者には、貸借対照表と損益計算書の違いを理解できない人が、意外と多い。 ところが、資金繰りに関しては、私(高田直芳)も舌を巻くほどの、ノウハウを持っている人が多い。 以前から、そのギャップが不思議でした。 しかし、上記の関連記事で紹介したように、現金勘定と預金勘定とを一体化させる... ...続きを見る

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2017/12/16 03:00
公認会計士高田直芳:現金預金とは何だろうか
公認会計士高田直芳:現金預金とは何だろうか 現金預金とは何だろうか 次の前回ブログでは、今から2年後、中小企業に黒字倒産の嵐が吹き荒れるだろう、ということを予言しました。 【資料1:前回ブログ】中小企業の黒字倒産が急増する時代が始まる 今回は、それとは別の話。 ある企業の帳簿を見ていたとき、現金勘定と預金勘定とが、1冊の帳簿で、ひとまとめにされて作成されていました。 1冊の帳簿で現金勘定と預金勘定とが使い分けられているのではなく、2つの勘定が混合している状態です。 初めてその帳簿を見たとき、「何を考えているんだ、この企業は」と... ...続きを見る

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2017/12/16 02:00
公認会計士高田直芳:中小企業の黒字倒産が急増する時代が始まる
公認会計士高田直芳:中小企業の黒字倒産が急増する時代が始まる 中小企業の黒字倒産が急増する時代が始まる 先日、黒字倒産した企業の帳簿や決算書などの分析を行ないました。 どうも、おかしい。 粉飾した形跡はないし、放漫経営でもない。 不良債権や過剰在庫があるわけでもない。 経営者とは以前、面識があって、誠実な人柄という印象がありました。 ここ数年、損益計算書は黒字基調にあり、倒産した原因が、さっぱりわからない。 腕を組んで悩むこと、3分間。 もしやと思うものがあって、ある会計処理を重点的に調べたところ、ああ、なるほどなと。 中小企業では再来年... ...続きを見る

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2017/12/16 01:00
公認会計士高田直芳:原価計算制度vs.税法
公認会計士高田直芳:原価計算制度vs.税法 原価計算制度vs.税法 次のブログでは、企業の季節変動を、正弦曲線(サインカーブ)や正規分布曲線などで描く話を紹介しました。 【資料1:関連記事】繁忙期と閑散期を三角関数や標準偏差で微分積分する 上記の関連記事で述べたように、複利曲線上で三角関数や標準偏差を転がす方法を見つけたので、今週からは分厚い税法の専門書に取り組んでいます。 年末調整に忙殺される前の、頭の体操みたいなもの。 その専門書を読んでいて、税法というか、税制というか、本当によく考えられているなと、舌を巻くことしばしば。 ... ...続きを見る

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2017/12/08 01:00
公認会計士高田直芳:税理士業務が人工知能に代替されたときに予想される事態
公認会計士高田直芳:税理士業務が人工知能に代替されたときに予想される事態 税理士業務が人工知能に代替されたときに予想される事態 顧問先で今でも話題となるのが、2017年9月下旬から10月初旬にかけて連載された次の記事。 【資料1】日本経済新聞『AI時代のサムライ業』代替の危機、新事業に挑む、弁理士、商標サイトで起業、司法書士、M&Aなど仲介も。(2017年9月25日付)税理士らコンサル志向に、「人だけができる仕事」選別。(2017年10月2日付) 上記【資料1】1.の記事では、税理士業務の92.5%が、人工知能AI によって代替される可能性があることが紹介されて... ...続きを見る

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2017/12/05 01:00
公認会計士高田直芳:売掛金の〆日を利用してコンサルティングの偽善を見破る方法
公認会計士高田直芳:売掛金の〆日を利用してコンサルティングの偽善を見破る方法 売掛金の〆日を利用してコンサルティングの偽善を見破る方法 次の関連記事では、似非コンサルタントたちの是非を問いました。 【資料1:関連記事】外資系コンサルティングファームを人差し指一本で投げ飛ばすDCFやNPVやIRRを得意気に語る、似非コンサルタントの化けの皮を剥がす斯界の権威や第一人者たちを人差し指1本で投げ飛ばす 今回は、売掛金の〆日(締め日)問題を利用して、コンサルタントの力量というか、技量を試す問題を、以下で問うてみることにしましょう。 例えば、3月決算の会社を想定してみます。... ...続きを見る

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2017/11/26 01:00
公認会計士高田直芳:賃金・給料・給与の違い
公認会計士高田直芳:賃金・給料・給与の違い 賃金・給料・給与の違い このところ、工場内で仕事をすることが多く、ミドリ安全やワークマンなどで、作業服をあれこれ買いそろえています。 【シンプル作業服】 男女兼用 [秋冬] 長袖ブルゾンミドリ安全 Amazonアソシエイト by ワイシャツを着てネクタイを締めた上に、作業服を着るというのは、身だしなみとしてはいかがなものか、という声はあるものの、個人的にはお気に入りのスタイルです。 洗濯に強いのもいい。 今日の、工場内の社員食堂で話題となったのが、「賃金と、給料と、給与は、どう違う... ...続きを見る

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2017/11/22 01:00
公認会計士高田直芳:減損処理に追われる企業の性格を分析する
減損処理に追われる企業の性格を分析する 次の関連記事では、M&Aで失敗して、巨額の減損処理に追われる企業を扱いました。 【資料1:関連記事】M&Aの半数で売却損や減損を余儀なくされる理由 M&Aで高値づかみをする企業に共通する性格 M&Aでなくても、減損の恐怖は襲いかかります。 新規投資や更新投資などで。 ふと考えたのは、減損の本質って何だろうか、ということ。 減損って、企業会計審議会『原価計算基準』にある「操業度差異」と、その本質が同じなのではないだろうか、ということ。 『原価... ...続きを見る

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2017/11/14 01:00
公認会計士高田直芳:LPS訴訟とビジネス法務
LPS訴訟とビジネス法務 過日、LPS訴訟について、複数の講演を聴く機会がありました。 LPSというのは、“ Limited Partnership ”の略。 米国の不動産に投資するために設立された組織体です。 米国は広大だから、土地の価額など二束三文。 その土地に、LPSが、賃貸用の建物を保有していたとします。 LPSに入ってくる賃貸収入よりも、建物に係る減価償却費のほうがはるかに多いので、最初の数年は赤字になります。 この組織体の赤字を、個人所得の黒字と合算することができれば、... ...続きを見る

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2017/11/11 02:00
公認会計士高田直芳:法務の蹉跌再び消費者余剰と需要曲線
法務の蹉跌再び消費者余剰と需要曲線 次の【資料1:関連記事】では、その下にある【資料2】の問題を出して、その答えは「零ドル」である、と述べました。 【資料1:関連記事】M&Aで高値づかみをする企業に共通する性格【資料2】『クルーグマンミクロ経済学』163ページレオンは、彼が10ドルまでは進んで支払ってもよいと思う(注)新しいTシャツを買いに衣料品店へ行った。彼は気に入ったなかで、ちょうど10ドルの値札がついているのを取り上げた。彼はレジで、そのTシャツはセール品なので半額だといわれた。(注)... ...続きを見る

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2017/11/07 01:00
公認会計士高田直芳:会計ソフトの見栄えの良さに騙される
会計ソフトの見栄えの良さに騙される 税理士公認会計士という職業柄、複数の会計ソフトを使いこなしています。 特に市販の会計ソフトは、いくつかを使い分けており、その完成度の高さには、いつも驚かされています。 ただし、会計ソフトの出来栄え・見栄えがどれだけ素晴らしくても、それを入力する側の能力が低い場合、とんでもない貸借対照表や損益計算書ができあがります。 個人事業や中小企業でよくあるのが、会計システムの現金勘定がマイナスになっているケース。 それって、現金勘定と預金勘定とで、入り繰りが起き... ...続きを見る

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2017/10/26 01:00
公認会計士高田直芳:四半期開示不要論と財務分析の敗北感
四半期開示不要論と財務分析の敗北感 2017年10月24日付の日本経済新聞「十字路」では、政府の成長戦略「未来投資戦略2017」が、四半期ごとに業績を開示する制度を見直す方向で検討している旨が紹介されていました。 法人税等の中間申告に平仄をあわせ、半年開示(6か月に1度の半期開示)へ戻す、ということなのでしょう。 定時株主総会の開催日の幅を広げるためには、第1四半期は邪魔だ、という考えもあります。 人工知能AI が、決算業務・法務・税務を担うのは、もっとずっと先の話のようです。 ひとこ... ...続きを見る

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2017/10/25 01:00
公認会計士高田直芳:内部留保課税の是非を数学的帰納法で検証する
内部留保課税の是非を数学的帰納法で検証する このところ、メディアなどでは、内部留保課税の話題が喧(かまびす)しい。 このブログでも、次の関連記事にあるとおり、内部留保課税を取り上げています。 【資料1:関連記事】内部留保課税とは何か「内部留保」と「ROE経営」の関係 内部留保課税への反対意見として多いのが、「内部留保課税は、二重課税になるぞ」というもの。 だからといって、「内部留保課税は、理論的に誤りだ」とまで主張するのは、誤りです。 なぜなら、租税政策の世界では、理論的に正しいのか... ...続きを見る

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2017/10/22 01:00
公認会計士高田直芳:粉飾決算では諸口勘定を疑え
粉飾決算では諸口勘定を疑え 少しばかり知識や技能を身に付けると、それを得意気に駆使する人を見かけます。 会計処理でいえば、諸口勘定でしょう。 仕訳で「諸口」という文字を初めて見た人にとっては、何が何だかわからぬ科目名。 ところが、会計処理に慣れてくると、何十行にもわたって、諸口勘定が使われるようになります。 某大企業で、その日1日の仕訳の相手科目がすべて「諸口」になっていて、呆れ返ったことがありました。 なにも、そこまですることはないだろうに。 中小企業の普通預金通帳の出金欄で、し... ...続きを見る

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2017/10/17 01:00
公認会計士高田直芳:仮想通貨の儲けは雑所得損益通算を認めず
仮想通貨の儲けは雑所得損益通算を認めず 2017年9月12日付の日本経済新聞では、仮想通貨に係る所得の扱いが掲載されていました。 【資料1】日本経済新聞2017年9月12日国税庁はビットコインをはじめとする仮想通貨をめぐり、取引で生じる利益が「雑所得」にあたるとの見解をまとめた。上場株式や公社債など他の金融所得とは損益を差し引きできず、所得に応じた累進税率を適用すると明らかにした。仮想通貨の急速な市場拡大に伴い、巨額の利益を手にした個人投資家も多い。税務上の扱いを明確にして課税逃れを防ぐ。 ... ...続きを見る

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2017/09/13 01:00
公認会計士高田直芳:いまだに仮想通貨ビットコインや音楽著作権で騒ぐか
いまだに仮想通貨ビットコインや音楽著作権で騒ぐか 2017年7月19日付の日本経済新聞によれば、仮想通貨ビットコインが、8月1日からその取引を停止するそうです。 私は、次の関連記事で説明したように、「タカダ式確率微分方程式」という投資尺度があるので、仮想通貨のハードフォークもソフトフォークも関係がありません。 【資料1:関連記事】仮想通貨と金塊と消費税ビットコインの投資尺度に消費税などの税制動向を盛り込む いま、ビットコインで大騒ぎしている人たちは、投資尺度を持たず、消費税のカラクリを理... ...続きを見る

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2017/07/20 01:00
公認会計士高田直芳:仮想通貨と金塊と消費税
仮想通貨と金塊と消費税 2017年7月6日付のブログ『ビットコインの投資尺度に消費税などの税制動向を盛り込む』において、ビットコインが3倍も急騰し、その後、1割も下落したのは、消費税改正の影響が大きかったことを述べました。 「税知」や「会計知」のない人にとっては、ちんぷんかんぷんの話でした。 狡知にたけた者たちにとって、税制は、格好の儲け話となります。 【資料1】日本経済新聞『春秋』2017年6月30日付日本に密輸される「ブツ」で最近目立っているのが、金塊である。昨年6月までの1年間に全... ...続きを見る

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2017/07/09 02:00
公認会計士高田直芳:ビットコインの投資尺度に消費税などの税制動向を盛り込む
ビットコインの投資尺度に消費税などの税制動向を盛り込む 2017年7月6日付の日本経済新聞では、相変わらずビットコインの高騰ぶりを囃し立てる記事が掲載されていました。 【資料1】日本経済新聞2017年7月6日付仮想通貨ビットコインの価格が急騰している。1ビットコインの価格は6月中旬につけた3000ドルの大台から1割強下落したが、なお年初の3倍の水準。 ビットコインなどの仮想通貨に投資尺度がないことは、次の関連記事で紹介したとおり。 【資料2:関連記事】ビットコインの投資尺度タカダ式操業度... ...続きを見る

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2017/07/06 01:00
公認会計士高田直芳:仮想通貨の会計ルールと株主総会の季節
仮想通貨の会計ルールと株主総会の季節 次の【資料1:関連記事】は、2017年6月11日付。 【資料1:関連記事】ビットコインの投資尺度タカダ式操業度分析 タカダ式確率微分方程式 その翌々日に、日本経済新聞で「ビットコイン3000ドル突破、投資家に聞く―荒い値動き、投資尺度見当たらず」というタイトルの記事が掲載されていました。 日経はいまだ「見当たらず」のようです。 「いや、あるんだな、それが」というのが、【資料1:関連記事】の所見です。 6月22日に、「仮想通貨に会計ルール、9月メド... ...続きを見る

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2017/06/22 01:00
公認会計士高田直芳:多読の勧め〜今日は「ミリカンの油滴実験」まで〜
多読の勧め〜今日は「ミリカンの油滴実験」まで〜 3月決算会社の監査や税務を無事に乗り切って、このところ専門書を買い漁っています。 といっても、経済学書であれば、次の3冊で十分です。 マンキュー経済学Tミクロ編N.グレゴリー マンキュークルーグマン ミクロ経済学ポール クルーグマン スティグリッツ ミクロ経済学ジョセフ・E. スティグリッツ 『マンキュー・ミクロ経済学』は、2017年6月8日付の日本経済新聞『春秋』でも取り上げられていました。 ...続きを見る

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2017/06/10 01:00
公認会計士高田直芳:『近代法における債権の優越的地位』我妻栄
『近代法における債権の優越的地位』我妻栄 近代法における債権の優越的地位我妻 栄〔有斐閣〕 Amazonアソシエイト by 2017年4月に、民法の債権編が120年ぶりに改正されました。 今回のブログでは、いわゆる民事法定利率に注目します。 【資料1】日本経済新聞2017年4月15日現在は年5%で固定されているが、低金利が続く実勢に合わせ、3%に引き下げた。さらに3年ごとに見直す変動制を導入する。法定利率の引き下げは、例えば交通事故で働けなくなった被害者が受け取る損害賠償の増額につなが... ...続きを見る

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2017/05/20 01:00
公認会計士高田直芳:ラッファー曲線クルーグマンミクロ経済学章末問題
ラッファー曲線クルーグマンミクロ経済学章末問題 クルーグマン ミクロ経済学ポール クルーグマン ときどき、思いついたかのように、章末問題を解いてみることにします。 同書の章末問題については、著者による回答が開示されていないので、当てずっぽうです。 『クルーグマンミクロ経済学第2版』87ページ章末問題「2.ラッファー曲線」 ラッファー曲線の独立変数は税率であり、これが横軸。 従属変数は税収であり、これが縦軸。 税収は、0円。 税収は、0円。 現在の推計について。 80%より低い... ...続きを見る

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2017/04/29 01:00
公認会計士高田直芳:『帳簿の世界史』ジェイコブ・ソール
『帳簿の世界史』ジェイコブ・ソール 帳簿の世界史文藝春秋 ジェイコブ・ソールAmazonアソシエイト by いまでも、高校生が学ぶものとして、世界史を必修とするかどうか、という議論が起きます。 私が高校生だった頃は、ときの総理大臣が「アレキサンダー大王を知らなくてどうする」という鶴の一声で、世界史が必修になった、という話を聞いたことがあります。 必修であろうとなかろうと、世界史や日本史は学ぶべきです。 特に、企業経営者には、歴史好きの人が多い。 いわゆる「司馬史観」を語らせたら、徹... ...続きを見る

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2017/04/01 01:00
公認会計士高田直芳:税の損得分岐点法人税と所得税はどちらの機会損失が小さいか
〜 税の損得分岐点 〜法人税と所得税はどちらの機会損失が小さいか 管理会計や経営分析などの世界では、「法定実効税率」という概念があります。 これは、法人税・住民税・事業税を組み合わせて、法人が負担する税率を計算したものです。 法定実効税率の計算式については、次の拙著を参照。 高田直芳の実践会計講座「経営分析」入門高田 直芳[決定版] 新・ほんとうにわかる経営分析高田 直芳決定版 ほんとうにわかる管理会計&戦略会計高田 直芳 日本経済新聞では、法定実効税率ではなく、法人実効税率... ...続きを見る

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2017/03/05 01:00
公認会計士高田直芳:日本経済新聞AI記者が罷り通る
日本経済新聞 AI 記者が罷り通る 2017年2月19日付の日本経済新聞に、次の記事が掲載されていました。 【資料】日本経済新聞2017年2月19日日本経済新聞電子版では人工知能(AI)を使った情報サービス、「決算サマリー」を始めました。国内の上場企業が発表する決算の要点を発表後すぐに読みやすい文章で提供します。作業は機械による完全自動で人手は一切介しません。(途中略)決算の発表からサマリーが掲載されるまでの時間は今のところ2分程度です。 電子版の記事を読んでいて、違和感を覚えないところが... ...続きを見る

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2017/03/03 01:00
公認会計士高田直芳:平成29年3月申告用所得税の確定申告の手引(関東信越版)
平成29年3月申告用『所得税の確定申告の手引』(関東信越版) 2016年12月分の源泉所得税と住民税の特別徴収税額は、その納付期限が、2017年1月10日の火曜日。 うひゃあ〜、と思わず悲鳴を上げてしまうのが、前日(1月9日)が、「成人の日」で祝日だということ。 こいつは、正月早々、休日返上だなと。 振り返れば、今年(2016年)の1月10日は日曜日だったので、2015年12月の源泉所得税と住民税の特別徴収税額は1月12日でした。 その前の週で、給与計算を行なう余裕がありました。 日... ...続きを見る

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2016/12/29 02:00
公認会計士高田直芳:平成28年分の源泉徴収票を斜めから読む方法
平成28年分の源泉徴収票を斜めから読む方法 年末年始、企業に勤める給与所得の人たち全員が、源泉徴収票を受け取ったはず。 それを受け取って、「あれ? 去年と様式が違うな」と戸惑った人が多いと推測しています。 はい、旧様式の源泉徴収票はA6サイズでしたが、新様式はA5サイズへと2倍になりました。 その新様式を、大局的な見方をもって、邪道ともいえるノウハウで、説明することにしましょう。 新様式は、国税庁の「平成28年分給与所得の源泉徴収票の記載のしかた」で確認することができます。 その様式... ...続きを見る

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2016/12/29 01:00
公認会計士高田直芳:マイナンバー個人番号の提供への不同意書
マイナンバー(個人番号)の提供への不同意書 年末調整などで、社員から、マイナンバー(個人番号)の提供を受け、その整理に忙殺されている企業は多いと推測しています。 なかには、マイナンバーの提供を拒む社員もいると、これまた推測しています。 それ以外にも、借家の大家や、借地の地主で、マイナンバーの提供を嫌がる人たちがいるものと推測しています。 同意を拒む人たちや嫌がる人たちには、どう対応するか。 「マイナンバー(個人番号)の提供への不同意書」というものを、提出してもらえばいいらしい。 「不... ...続きを見る

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2016/12/09 01:00
公認会計士高田直芳:ふるさと納税に節税効果や減税効果はあるのか
ふるさと納税に節税効果や減税効果はあるのか〜「税知」がない人たちが引き起こす悲喜劇 〜 師走に入り、年末調整の季節。 年が明ければ、確定申告の季節。 これらの季節行事に付随して、しばしば問われるのが、「ふるさと納税には、どれくらいの節税効果があるのか?」というもの。 「ふるさと納税をした場合、いくらまで減税されるのか?」というのも同じ問いです。 そうした人たちに、「ふるさと納税」と、「節税効果・減税効果」の関係を説明すると、全員が「えっ! そうなの?」と驚きます。 むしろ、増税になる... ...続きを見る

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2016/12/02 01:00
公認会計士高田直芳:第34回日本公認会計士協会研究大会パワーポイント資料の公開
第34回日本公認会計士協会研究大会パワーポイント資料の公開 本ブログでは、次の2本の学術論文を無償公開してきました。 【資料1】新日本法規財団奨励賞 受賞論文『会計学と原価計算の革新を目指して』第34回日本公認会計士協会研究大会 発表論文『管理会計と原価計算の革新を目指して』 上記【資料1】2. には、研究大会用のパワーポイント資料が別途ありました。 上記【資料1】2.の発表論文の要約版であり、ホワイトボードなどによる補足説明がないとわかりづらい。 そうした理由で、公開してきませんでし... ...続きを見る

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2016/11/25 01:00
公認会計士高田直芳:法人税所得税相続税はいかがなものか
法人税 → 所得税 → 相続税はいかがなものか このブログではときどき、「税」の話を持ち出します。 この件について、「税理士でない者が、税を語るのは、いかがなものか」というアドバイスを頂戴することがあります。 「いかがなものか」というのは否定的な意味合いがあるので、アドバイスというよりは、クレームになるのでしょう。 税理士法52条では、次の定めがあります。 【税理士法第52条】税理士又は税理士法人でない者は、この法律に別段の定めがある場合を除くほか、税理士業務を行つてはならない。 ... ...続きを見る

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2016/10/26 18:00
公認会計士高田直芳:『STEP式 法人税申告書と決算書の作成手順』 杉田宗久 岡野敏明
『STEP式 法人税申告書と決算書の作成手順』 杉田宗久 岡野敏明 STEP式法人税申告書と決算書の作成手順(平成28年版)杉田宗久 岡野敏明 Amazonアソシエイト by 前回ブログ「『税務会計実務全書』日本実業出版社」で紹介した書籍は、実務では陳腐化した1冊でした。 今回紹介する『法人税申告書と決算書の作成手順』は、極めて優れものの1冊。 会計事務所職員や、中小企業の経理担当者は常備品とすべきでしょう。 私も毎年、買い換えていますから。 何が優れているかというと、法人税申告... ...続きを見る

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2016/10/12 02:00
公認会計士高田直芳:『税務会計実務全書』日本実業出版社
『税務会計実務全書』日本実業出版社 すぐに役立つ最新 税務会計実務全書日本実業出版社Amazonアソシエイト by 上掲の書籍の最終改訂版は2003年までだし、現在の会計制度や税制には通用しない1冊。 そんな書籍を紹介する意義はあるのかと問われそう。 発行元(日本実業出版社)に、「改訂版はでないのか」と問い合わせたところ、「予定はありません」という回答。 実務家からすれば、とてもよく出来た内容なので、改訂版がないのは非常に残念です。 それならいっそ、私(高田直芳)が編集したら? と... ...続きを見る

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2016/10/12 01:00
公認会計士高田直芳:会計知や税知のない人は社会保険のカラクリに騙される
「会計知」や「税知」のない人は社会保険のカラクリに騙される サラリーマンがサラリーマンたる所以は、自分の給料から「何が」控除されているかを把握していないことです。 「オレは仕事に専念するだけだ。それを上司が正当に評価して、給与に反映されているはずだ」と思い込んでいる人が大半でしょう。 だから、次の関連記事グで説明した源泉徴収票を理解できているサラリーマンは、皆無に近いと予想しています。 【資料1:関連記事】平成28年分の源泉徴収票を斜めから読む方法平成27年分の源泉徴収票を斜めから読む方... ...続きを見る

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2016/09/13 01:00
公認会計士高田直芳:護送船団方式の会計&ファイナンス
護送船団方式の会計&ファイナンス 前回ブログ『自己資本利益率ROEの最適解または理論値を求めるには』では、私(高田直芳)のオリジナル理論である「タカダ式操業度分析」と「最適資本構成タカダ理論」を用いて、「自己資本利益率ROEの最適解または理論値」を求める方法を紹介しました。 誰にも理解できないことは承知の上。 簡単に理解されるようでは、「独創と革新」を目指しているとはいえない。 どれほど難解な会計学書や会計基準であっても、何となく理解できてしまえるのは、いつかどこかで誰かが語ったものを、... ...続きを見る

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2016/09/07 01:00
公認会計士高田直芳:監査法人のへっぴり腰が企業のコンプライアンス違反を増長させる
監査法人のへっぴり腰が企業のコンプライアンス違反を増長させる 下町ロケット池井戸 潤Amazonアソシエイト by 従前のブログ『実務を知らぬ者ほど、会計を偉そうに語る』では、半沢直樹シリーズ第1作『オレたちバブル入行組』を取り上げました。 『隠蔽捜査5.5 自覚 今野敏』では、半沢直樹シリーズ第2作『オレたち花のバブル組』を取り上げました。 その勢いをかって、次の3冊と、冒頭の『下町ロケット』を読みました。 ロスジェネの逆襲池井戸 潤銀翼のイカロス池井戸 潤 空飛ぶタイヤ池井戸 潤... ...続きを見る

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2016/08/14 01:00
公認会計士高田直芳:工事進行基準と工事完成基準は粉飾決算の巣窟なり
工事進行基準と工事完成基準は粉飾決算の巣窟なり高田直芳の実践会計講座原価計算 補足説明 いま、いくつかの企業で、原価計算コンサルティングや管理会計コンサルティングを手掛けています。 【資料1】コンサルティングの概要はこちら高田原計/旧・原価計算工房と、タカダ式コンサルティング 建設業会計ソフトを完成させた for Access2016企業規模の違いはあるものの、部品については総合原価計算制度を適用し、その部品を用いた完成品については個別原価計算制度を適用する、というパターンは、各社とも共通... ...続きを見る

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2016/08/07 01:00
公認会計士高田直芳:NHK高校講座・簿記の難易度
NHK高校講座「簿記」の難易度 簿記を初めて学ぶ人にとって、無難な滑り出しだといえます。 ただし、理論的な背景や体系の説明を端折っているために、講座の内容に面食らっている人が、少なからずいると推測しています。 まず、講座の第1回で、「純資産」ではなく、「資本」の語を使うと宣言していました。 これって、その理由を知らされない初級者は、混乱してしまうかも。 なぜ、「純資産」ではなく、「資本」なのか。 その理由は、次の拙著100ページの、上から16行目以降で説明しています。 [決定版]ほ... ...続きを見る

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2016/04/11 01:00
公認会計士高田直芳:会計基準や会計監査はいずれ人工知能AI に取って代わられる
会計基準や会計監査はいずれ人工知能AIに取って代わられる 2008年12月に公認会計士試験委員に任命されたとき、財団法人会計教育研修機構(通称「会計教育財団」)の講師も委嘱されました。 講義名は、『管理会計の実務』(経営204)です。 5年後の2013年に試験委員を退任したとき、財団の講師も辞めるつもりでいたのですが、それからプラス3年間、今年(2016年)までで8年連続して、『管理会計の実務』というビデオ収録(eラーニング)に臨みました。 後進のため、ということで引き受け続けてきた講義... ...続きを見る

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2016/04/03 01:00
公認会計士高田直芳:有償取引無償支給と循環取引のああ勘違い
有償取引(有償支給・無償支給)と循環取引の、ああ、勘違い決定版 補足説明新・ほんとうにわかる経営分析 「会計知のない人」が陥る錯覚の一つに、有償取引(無償取引を含みます)と、循環取引との混同があります。 部品や材料を有償支給(または無償支給)する取引は正当なものであるのに対し、循環取引は粉飾決算のひとつです。 取り違えてはいけません。 最初に有償取引を簡単に説明しておきましょう。 次の4社を想定します。 【資料1】A社(原材料の供給業者) B社(元請け会社、完成品メーカー、大企業... ...続きを見る

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2016/03/20 01:00
公認会計士高田直芳:監査法人よ会計監査の力量と矜持を見せてくれ
監査法人よ、会計監査の力量と矜持を見せてくれ高田直芳の実践会計講座原価計算 補足説明 法人税基本通達5-3-3では、次の定めがあります。 【資料1】法人税基本通達5-3-3(原価差額の調整を要しない場合)原価差額が少額(総製造費用のおおむね1%相当額以内の金額)である場合において、法人がその計算を明らかにした明細書を確定申告書に添付したときは、原価差額の調整を行わないことができるものとする。 上記の規定を「原価差額1%ルール」といいます。 上記【資料1】の規定は、「行なわない」場合を定め... ...続きを見る

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2016/03/15 01:00
公認会計士高田直芳:NHK高校講座で『簿記』が始まる
NHK高校講座で『簿記』が始まる 2016年度の新講座として、「簿記」が始まるようです。 初級レベルであろうとも、これは必見です。 以下は、公認会計士試験委員(2009年〜2013年)を務めた者(高田直芳)からのアドバイスです。 簿記は、会計の中核に位置するもの。 表計算ソフトで、膨大な計算式や表を組み立てている人をときどき見かけます。 ところが、簿記の知識があると、数行の仕訳でまとめられることがあります。 それが簿記の威力。 私が初めて簿記を学んだとき、3級のテキストに書かれて... ...続きを見る

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2016/03/13 02:00
公認会計士高田直芳:債務超過の企業に融資するのは是か非か
債務超過の企業に融資するのは是か非か[決定版]新・ほんとうにわかる経営分析補足説明 2016年3月4日付の本ブログ『マイナス金利という異常事態は企業に債務超過を奨励す』では、日銀が導入したマイナス金利政策はそのタイトルにもあるように、「企業の債務超過を是認する政策だ」ということを、高等数学を用いて証明しました。 あくまで「理論的には、そうなのだ」という話でした。 現実にそういう話が進められるとは、夢にも思っていなかったところ、2016年3月7日付の日本経済新聞では、次の記事が掲載されてい... ...続きを見る

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2016/03/07 01:00
公認会計士高田直芳:鎖で繋がれた犬はよく吠える
鎖で繋がれた犬はよく吠える やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。小学館 2011-03-18 渡 航Amazonアソシエイト by 2016年3月6日付の日本経済新聞の1面コラム「春秋」でも取り上げられていた1冊。 通称「オレガイル」。 私は、原作もすべて読んだし、アニメもすべて視聴しました。 ライトノベルだからといって、侮るなかれ。 「ぼっち」「リア充」「スクール・カースト」の世界が、よく描かれています。 私が属する監査業界やコンサルティングファームの世界にも、カースト制度... ...続きを見る

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2016/03/06 01:00
公認会計士高田直芳:日本基準の自己資本利益率ROEとIFRS基準のROE
日本基準の自己資本利益率ROEとIFRS基準の自己資本利益率ROE[決定版]新・ほんとうにわかる経営分析 補足説明 経営分析の世界で最もポピュラーな経営指標として、ROE( Return On Equity )があります。 日本語では「自己資本利益率」。 拙著『新・ほんとうにわかる経営分析』128ページでは、「日本基準のROE」と、IFRS基準(国際会計基準・国際財務報告基準)のROEとは、その計算構造がまったく異なることを紹介しています。 どちらが理論的に正しいのか、といったことを問う... ...続きを見る

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2016/02/13 01:00
公認会計士高田直芳:企業に声あり 財務諸表をして語らしむ
企業に声あり財務諸表をして語らしむ[決定版]新・ほんとうにわかる経営分析補足説明 拙著『[決定版]新・ほんとうにわかる経営分析』の2ページ目に、人の噂をキッカケに、ある金融機関で取付騒動が起きたことを紹介しています。 この金融機関がどこなのかは、インターネットで検索すればすぐにわかります。 2016年2月6日付の朝日新聞コラム『天声人語』では、作家・丸谷才一の話を例に、人の噂が逆方向に伝わることを紹介していました。 【資料1】朝日新聞2016年2月6日知らない同士でも、他者へのネガティブ... ...続きを見る

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2016/02/07 01:00
公認会計士高田直芳:表計算ソフトで会計に取り組む法人が存在する
表計算ソフトで会計に取り組む法人が存在する 世にこれだけ安価な会計ソフトが溢(あふ)れているのだから、まさか、それはないだろう、という話。 しかしながら、会計ソフトを利用せず、表計算ソフトで会計処理に取り組んでいる法人が、意外と多く存在するものだ、という事実に驚かされるのであります。 そんな法人からの「ヘルプミー!」に、「しょうがねぇなぁ」と啖呵を切りつつも、嬉々として取り組んだ仕事が、1年前にありました。 そういう人たちに共通するのは、「簿記は難しい」という先入観があること。 だから... ...続きを見る

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2016/02/06 02:00
公認会計士高田直芳:平成27年分の源泉徴収票を斜めから読む方法
平成27年分の源泉徴収票を斜めから読む方法 今年(2015年)もあと十日あまり。 次の受賞論文のおかげで、あっちからも、こっちからも仕事が舞い込んで、非常に忙しい日々を過ごしています。 【資料1】新日本法規財団 奨励賞 受賞論文『会計学と原価計算の革新を目指して』(PDF32枚)執筆者(受賞者)公認会計士 高田直芳日本公認会計士協会 研究大会 発表論文『管理会計と原価計算の革新を目指して』(PDF12枚)執筆者(発表者)公認会計士 高田直芳 一部の監査法人では、業務停止処分という津波が押... ...続きを見る

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2015/12/19 01:00
公認会計士高田直芳:懐かしい響き品川通達
懐かしい響き「品川通達」 2015年12月5日付の日本経済新聞の記事『相続増税元年(4)高層マンション節税封じ(迫真)』に、「品川通達」という俗称を見かけました。 バブル期を駆け抜けた者にとっては、懐かしい響きです。 品川先生は、新日本法規財団 奨励賞 の審査委員でもあります。 次の受賞論文の表彰式のときに、名刺を頂戴しました。 新日本法規財団 奨励賞 受賞論文『会計学と原価計算の革新を目指して』(PDF32枚)執筆者(受賞者)公認会計士 高田直芳日本公認会計士協会 研究大会 発表論文... ...続きを見る

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2015/12/05 01:00
公認会計士高田直芳:内部留保課税とは何か
内部留保課税とは何か 2015年11月22日付の日本経済新聞で、企業の内部留保に課税しようという議論が、政府・与党内で行なわれていることが紹介されていました。 【資料1】日本経済新聞2015年11月22日Q 内部留保課税とは何か?A 企業は毎年の決算で最終利益から配当などにお金を回す。最後に残ったお金が内部留保で、それに課税する仕組みだ。 例えば、定期預金1億円を、年利率1%で運用したとします。 (いまどき、年利率1%の預金などありませんが) 1年後に、企業が受け取る利息は、100万円... ...続きを見る

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2015/11/22 01:00
公認会計士高田直芳:原価差額の異常値を隠蔽する企業が相当数あるという仮説
原価差額の異常値を隠蔽する企業が相当数あるという仮説高田直芳の実践会計講座原価計算 補足説明 予定原価(または標準原価)から、実際原価を減算すると、原価差異の金額(原価差額)を求めることができます。 操業度差異を除く原価差額(予算差異等と呼ぶことにします(注))について、次の【資料A】に掲げた事態に悩まされている企業が数多く存在すると、予想しています。 (注)原価差異の種類については、関連記事『原価差額を理解せずに、コスト削減に取り組む企業の愚かさ』【資料1】を参照してください。【資料A】... ...続きを見る

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2015/09/21 01:00
公認会計士高田直芳:東芝問題〜彼らの動機はどこにあったのか〜
東芝問題彼らの動機はどこにあったのか高田直芳の実践会計講座「戦略会計」入門 補足説明 東芝問題については、2015年7月20日付で「第三者委員会調査報告書」が公表されたことにより、個人的には、すっかり興味をなくしてしまいました。 それでも、2015年9月になってようやく、有価証券報告書が公表され、本ブログでも再三、取り上げた経緯があることから、一連の資料をざっと読み通しました。 あれこれ参照しながら、思わず「んん〜っ」と唸ってしまったのが、「STP減損」という文字でした。 STPとは... ...続きを見る

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2015/09/17 01:00
公認会計士高田直芳:予定原価計算や標準原価計算は、破綻するのか、しないのか
予定原価計算や標準原価計算は破綻するのか、しないのか高田直芳の実践会計講座原価計算 補足説明 現在の管理会計論の基礎をなすCVP分析(損益分岐点分析&限界利益分析)が、理論面で見事に破綻していることについては、次の新日本法規財団 奨励賞 受賞論文で証明しました。 新日本法規財団 奨励賞 受賞論文『会計学と原価計算の革新を目指して』(PDF32枚)執筆者(受賞者)公認会計士 高田直芳日本公認会計士協会 研究大会 発表論文『管理会計と原価計算の革新を目指して』(PDF12枚)執筆者(発表者)公認... ...続きを見る

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2015/09/09 02:00
公認会計士高田直芳:上場企業の株主総会はなぜ6月末に集中するのか
上場企業の株主総会は、なぜ、6月末に集中するのか 「喉元過ぎれば熱さを忘れる」で、2か月も経過した今頃になると、さすがに「上場企業の株主総会が集中する事態を改善せよ」という声を聞かなくなります。 逆に、毎年6月末になると、「上場企業の株主総会が集中する事態を改善せよ」という声を、あちこちで聞かされます。 今年(2015年)は、6月26日(金)がその集中日であり、上場企業全体の4割超の企業が、この日に株主総会を開催しました。 その日、某新聞の経済欄で、ある評論家が、政府や証券取引所が音... ...続きを見る

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2015/08/30 01:00
公認会計士高田直芳:法定実効税率と法人実効税率の違い
法定実効税率と法人実効税率の違い 2015年8月17日付の日本経済新聞の社説を読んでいて、「あれっ?」と首を傾げる表記がありました。 「法人実効税率」とある。 過去のスクラップ記事を読み返してみると、2015年8月7日付の『大機小機』や、2015年7月1日付の社説でも、「法人実効税率」の表記でした。 日本経済新聞では、「法定実効税率」の表記を用いた記事が1本も見当たらないので、そういう方針なのでしょう。 しかし、財務諸表等規則8条の12や、連結財務諸表規則15条の5では、「法人実効... ...続きを見る

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2015/08/24 01:00
公認会計士高田直芳:不適切会計と不正会計の狭間で、決算書が泣いている
不適切会計と不正会計の狭間で決算書が泣いている 鬼の首を根こそぎ取らないと気がすまない一部のメディアはさておいて、東芝問題は一応の収束を見せました。 せっかくの機会ですから、東芝の調査報告書を利用して、「会計とは何か」を純粋に考えていくことにしましょう。 東芝の調査報告書は、次の84ページものの「要約版」を用います。 【資料1】東芝 第三者委員会調査報告書 <要約版>PDF 84ページ 調査報告書では「社長」を「P」と呼ぶことになっていて、当初、「これは何かの冗談か」と思いました... ...続きを見る

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2015/08/01 01:00
公認会計士高田直芳:続・不正会計と粉飾決算の境目
続「不正会計」と「粉飾決算」の境目 前回のブログ記事『「不正会計」と「粉飾決算」の境目』では、日本経済新聞のいう「不正会計」と「粉飾決算」の定義に、首を傾げました。 とはいえ、大メディアが定義してしまうと、大多数の人たちは、それが真実だと受け止めてしまいます。 このブログの影響力は微少であり、大メディアに対抗する力など、まったくありません。 しかしながら、おかしいものは、おかしい、と述べておくことにします。 まず、2015年7月21日付の日本経済新聞「きょうのことば」で、次の記事があり... ...続きを見る

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2015/07/22 01:00
公認会計士高田直芳:不正会計と粉飾決算の境目
「不正会計」と「粉飾決算」の境目 2015年7月21日付の日本経済新聞「きょうのことば」で、面白い記事を見つけました。 【資料1】日本経済新聞2015年7月21日損失隠しや利益の水増しが組織的に行われ悪質性が高くなると「不正会計」、刑事告発されて事件になれば「粉飾」と呼ぶのが一般的だ。 へぇ、そうなんだぁ。 「粉飾」と呼ぶには、刑事告訴を条件とするのが、「一般的」なんだ。 私も随分と長い間、管理会計・経営分析・原価計算の分野に携わり、それなりに自負するものがありますが、そういう「一般的... ...続きを見る

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2015/07/21 02:00
公認会計士高田直芳:会社法に翻弄される当期純利益と自己資本利益率ROE
会社法に翻弄される「当期純利益」と「自己資本利益率ROE」[決定版]新・ほんとうにわかる経営分析 補足説明 日本経済新聞で、2015年7月17日と18日の2回に分けて、「ほどける株式持ち合い」というタイトルの記事が掲載されていました。 話題の中心は、自己資本利益率ROE( Return On Equity )。 今回は、自己資本利益率ROEの計算構造の話です。 2015年3月31日までの「当期純利益」と、2015年4月1日以降の「当期純利益」が、まったく異なるものであることを、ご存じでし... ...続きを見る

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2015/07/18 01:00
公認会計士高田直芳:単一工程管理より工程別管理のほうが優れているのか
単一工程管理より工程別管理のほうが優れているのか『高田直芳の実践会計講座 原価計算』補足説明 上場企業や大企業を訪ねると、そのほとんどで、工程別の生産管理や、工程別の原価計算に出くわします。 これらの「工程別」のルーツって、どこにあるか知っていますか? 工程別原価計算のルーツは、企業会計審議会『原価計算基準』二五にあります。 日本の原価計算制度を統制している、唯一の会計基準です。 上場企業が自主開発している原価計算システムにしろ、システム開発会社がセールスする原価計算システムにしろ... ...続きを見る

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2015/07/13 01:00
公認会計士高田直芳:粉飾決算は税金を還付してもらえるのか
粉飾決算は税金を還付してもらえるのか 2015年7月5日付の日本経済新聞では、「東芝の不適切会計問題は利益の減額修正幅が5年間で1500億円を超す見通しとなった。」とありました。 ふと思ったのは、これって、過去に納付した税金は過大になるのだから、還付してもらえるのかな、ということ。 1500億円ともなると、還付される税金も、ハンパな額ではありません。 法人税法129条では、次の規定があります。 以下で「……」の部分は、省略を表わします。 【資料】法人税法129条……事実を仮装して... ...続きを見る

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2015/07/07 01:00
公認会計士高田直芳:東芝不適切会計のキーワード(日本経済新聞から)
東芝不適切会計のキーワード(日本経済新聞から) 2015年7月3日付の日本経済新聞では、「部品の有償支給」と「在庫の評価減」という2つの問題点が指摘されていました。 本ブログでは、日本経済新聞の記事が公開される10日前(6月23日)に、「有償支給の危うさ」を指摘していました。 同様に、日本経済新聞の記事が公開される8日前(6月25日)に、「在庫の評価減」の問題の本質が、「固定費」にあることを指摘していました。 上記の関連記事は次の通りです。 【資料1:関連記事】「利益の先食い」を誘... ...続きを見る

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2015/07/03 01:00
公認会計士高田直芳:適切な会計処理とは何か
「適切な会計処理」とは何か 今回の東芝問題で、一躍脚光を浴びることになった「不適切な会計処理」。 そもそも、適切や不適切というのは、どういう意味なのでしょうか。 かつて、クリントン米元大統領のときに、「不適切な関係」という表現が、しばしば用いられました。 それとは、まったく異なります。 不適切というのは、違法ではありません。 会社法に反するわけではないですし、金融商品取引法に反するわけでもありません。 「不適切な会計処理」であっても、業務上横領などがない限り、今回の問題で逮捕者が出... ...続きを見る

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2015/05/25 01:00
公認会計士高田直芳:東芝問題は対岸の火事なのか
東芝問題は「対岸の火事」なのか 過去のブログ記事で、次の【資料1】に言及しました。 【資料1】例えば円安によって資材が高騰し、工事原価の実際発生額が4億円におさまらず、実は6億円であったとしましょう。 【関連記事】不適切な会計処理〔東芝の場合〕 東芝社長のいう予算が、売上高のみであったならば、「不適切な会計処理」が行なわれる確率は低かったでしょう。売上値引きをがんがん行なえば、売上高の必達など容易ですから。 【関連記事】なぜ「不適切な会計処理」が行なわれるのか その後の日本経済新聞で... ...続きを見る

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2015/05/21 01:00
公認会計士高田直芳:日本経済新聞eラーニングの講師をしています。
日本経済新聞 eラーニングの講師をしています。 このブログのサイドバーには、日本経済新聞社のeラーニングの広告が、ときどき表示されます。 社内研修用または自己啓発用のeラーニングであり、私も講師として参加しています。 日経オンライン講座よくわかる管理会計入門 他のeラーニングと大きく異なるのは、日本経済新聞の記事を、引用ではなく、そっくり掲載できる点にあります。 年に2回行なう、記事の入れ替え作業が、実は意外と大変なのです。 ...続きを見る

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2015/05/19 03:00
公認会計士高田直芳:悉皆性(しっかいせい)って何?
初出:2015/04/09悉皆性(しっかいせい)って何? 先日(4月6日)のブログでは、「閾限界」という難語を紹介しました。 今回は、「悉皆性」です。 これは「マイナンバー制度」の資料に登場します。 次の画像は、内閣官房作成資料より。 ...続きを見る

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2015/04/09 02:00
公認会計士高田直芳:財務会計とスマートフォンの閾限界(いきげんかい)
財務会計とスマートフォンの閾限界(いきげんかい) 専門書を読んでいると、ときどき「これって何?」と、とまどう語に出くわすことがあります。 例えば企業会計基準委員会『財務会計の概念フレームワーク』を見ると、「閾限界」という語が登場します。(第2章本文2項)。 会計監査六法 平成27年版日本公認会計士協会 閾(いき)というのは、「敷居」のこと。 例えば、1粒の米を、指に乗せただけでは重さを感じません。 でも、100粒の米であれば、それなりの重さを感じます。 そうなると、1粒と100粒... ...続きを見る

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2015/04/06 01:00
公認会計士高田直芳:上場企業が正しい決算書を作らない理由
上場企業が「正しい決算書」を作らない理由 今回の話は、次のものを、現時点の法令や制度に合わせて加筆修正したものです。 【資料1:関連記事】大不況に克つためのサバイバル経営戦略第27回 大企業が“正しい決算書”を作らない理由 『裸の王様』という童話があります。 いまの小学生が、この話をどれだけ知っているか、というリサーチを行なったことがないので、とりあえずは誰もが幼少の頃に学んだ話、ということにします。 「そんな話など、ガッコーでは習わなかった」という反論はあり得ません。 数学にしろ歴... ...続きを見る

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2015/04/04 01:00
公認会計士高田直芳:NHK高校講座「ロンリのちから」と、ダットサン民法
NHK高校講座「ロンリのちから」とダットサン民法 NHK高校講座「ロンリのちから」は、中学生・高校生向けとされています。 しかし、オトナが視聴しても、十分に価値のある番組であり、お勧めの一品です。 例えば、第4回「接続表現」を視聴して、「しかし」と「ただし」の使い分けに、なるほどなと。 ツイッターなどの短文投稿が全盛であっても、三段論法や起承転結といった論理的な思考は身につけておきたいものです。 それに加えて、私が文章を書くときに手本としているのが、我妻栄「ダットサン民法」。 ...続きを見る

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2015/03/07 03:00
公認会計士高田直芳:書籍「財務諸表読解入門」正誤表
書籍「財務諸表読解入門」正誤表 表題の書籍について、次の正誤があります。 「財務諸表」読解入門日本実業出版社 2011-01-20 高田直芳 同書133頁〔図表4-30〕の右辺について、分子にある「取得価額」は、「修繕費用」が正しい。 また、同右辺の分母にある「耐用年数」は、「取得価額」が正しい。 したがって、〔図表4-30〕の右辺については、次の通りとなります。 【誤】 (分子)定率法の減価償却費+取得価額 (分母)耐用年数 【正】 (分子)定率法の減価償却費+修繕費用 ... ...続きを見る

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2015/03/06 13:00
公認会計士高田直芳の書籍一覧【講談社ほか】
公認会計士高田直芳の書籍一覧【講談社ほか】 明解!経営分析バイブル 明解!経営分析バイブル―財務諸表をスラスラ読みとくための52章高田 直芳〔講談社〕Amazonアソシエイト by ...続きを見る

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2015/03/06 03:04
公認会計士高田直芳の書籍一覧【PHPほんとうにわかるシリーズ】
公認会計士高田直芳の書籍一覧【PHPほんとうにわかるシリーズ】 【決定版】ほんとうにわかる管理会計&戦略会計 決定版ほんとうにわかる管理会計&戦略会計高田 直芳〔PHP研究所〕Amazonアソシエイト by ...続きを見る

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2015/03/06 03:03
公認会計士高田直芳の書籍一覧【日本実業出版社その他の書籍】
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